靴下の穴
うちでは毎日洗濯します。
洗濯物を取り込む時、次女の靴下を見ると足の裏の部分に大きな穴が空いていました。
ありゃ、穴あいてるわ。
捨てなくっちゃね。
でも、次女の洗濯物置場に置いておきました。
自分の子どもと言えども人の物ですからね、勝手に捨てる訳にはいきません。
翌々日、また洗濯物をたたもうと次女の靴下を見てみると、大きな穴があいてます。
なに〜!穴があいてるのに、履いとったんかい。
小さな穴なら気付かず履いてたかもしれないけど、500円玉ぐらいの穴ですよ。
普通気付くでしょ。
いやいや、足の裏の部分だったので気づかなかったのかな。
そう思い、次女に靴下に穴があいてることを教えてあげました。
「うん、知ってる。でも、見えへん所やから、ええねん。」
そういう問題?
いやいや、そうじゃない。
見えなくても穴の空いた靴下を履くのはやめようね!
一応次女は高校3年生。
「小学生かいっ」て、ツッコミたくなるのを抑えて、「靴下買って来いや。」と言うと
「めんどくさい。」とひと言。
あちゃー、コリャダメだ。
いくら私が貧乏性でもここまででは、ない。
ホントにうら若き乙女か。
確かに私は、今年のお正月に買った無印の1足350円の靴下が、たった1週間もしないうちに小指の所に小さく穴があいたので、捨てるのもったい無くて、糸で縫って履いてますけど。
えへ。
次女とは、穴の大きさが違うし、私はちゃんと縫ったし、次女は学校に履いて行くから、人に見られるかも知れないんですよ。
何という図太さ。
周りの目を気にしない、ゴーイングマイウェイさ。
そして母以上の貧乏性さ。
いやはや、ここまでくると「あっぱれ」ですな。
そのまま突き進んで欲しいところです。
まあ、実際友だちに靴下の穴を見られて、笑われるのもいい経験かもしれません。
ほっとこう。
母はそう決意しました。
そして今日、また洗濯物を取り込もうと旦那さんの仕事用の靴下を見ると。
ありゃ、穴あいてる。
かかとの上あたりに穴があきそう、いや、あいてる。
わかりますか、穴あいてるの。
旦那さんに言うと「えっ、ほんま、気付かんかった。」
おいおい、普通気付くでしょ。
こんなわかりやすいところ。
どうやら、次女の貧乏性&図太さは遺伝的なものでしたね。
もっと良いところ遺伝したらよかったのにね。
たかが靴下の穴、されど靴下の穴。
貧乏性度が測れる良い目安。
あなたは靴下の穴を見つけたら、
捨てますか?
縫いますか?
そのままですか?