美容院にて
年末も押し迫ってくる27日。
今年最後の美容院に行って来ました。
いつもと同じ美容院ですが、いつ行ってもドアを開ける時はドキドキします。
お店に入ると気付いてくれるかしら、嫌な顔されないかしら、と思います。
さあ、入ってみましょう。
アレ、気づいてくれない。
これはまさかの放置プレイか?
と思ったけど、1分ぐらいでようやく気づいてもらい、ヒヤヒヤしたぞい。
かばんをロッカーに入れ、鍵を取ると「少々お待ちください。」
さすが、年末混んでいます。
ちゃんと予約して来たんだけどな。
雑誌をパラパラめくり、待つこと3分。
ようやく、席に案内されました。
今日どうするか言うまでもなく、担当の美容師さんが「いつもと同じですよね。」と言い、ドライでヘアカット。
ここから美容師さんとのおしゃべりが始まります。
まずは私の娘の話から始まり、
美容師さんが新しく料理教室に行っている事
(だいたい月1回で5000円くらいなんですって)、
映画の話
(映画館で働いているお客さんの情報によると元旦の朝はガラガラなんですって)。
話している間中、ひっきりなしに予約の電話がかかってきます。
その度に担当の美容師さんが「すみません。」と言って電話に出ます。
明らかに人手不足です。
最近の若い子はすぐ辞めるし、少子化の影響で美容師になる人が減ってるらしい。
今年入社した6人のうち、1人は1、2か月で辞めたとか。
「でも、辞めるならさっさと辞めてくれる方がいい。色々教えてから辞められるほうがいや。」
そりゃそうですよね。
今まで教えたのは何だったんだと思っちゃいますよね。
カットとカラーが終わりお次はシャンプー。
店長さんが担当です。
………静かです。
まっ、楽でいいや、気使わなくていいし。
シャンプー始めて5分。
まだ終わりませんか?
やたら丁寧です。
軽くヘッドスパもしてくれて、うん、長い。
軽く10分はシャンプーしてたぞ。
髪を乾かす為、ドライヤーをオン。
ドライヤーの時、喋るのいやなんだな。
うるさくて聞こえにくいし、大声出さないとダメだから、疲れるし。
そこまでして喋りたくない。
そうだ、雑誌読もうっと。
ドライヤーが終わり、待つ事10分。
やっと担当の美容師さんが来て最終チェック。
後ろの裾をチョキチョキ、カット。
鏡で横、後ろをチェックして、終了。
思い起こせば、始めて来店した時、ダサかった私はオシャレな美容師さんを見て、「ダサくてすみません。」と思いながら入ったっけ。
それが今では髪型がキマリ、オシャレが楽しいおばちゃんになりました。
それもこれも、美容師さんがオシャレな髪型にしてくれるからです。
その為の1万円はお安いものよ。
カードでお会計をしてご挨拶。
「今年はお世話になりました。来年もよろしくお願いします。」
さあこれで、新年を清々しく迎える準備が出来ました。
と思う今日この頃です。