美輪明宏著「楽に生きるための人生相談」を読んで
はじめに
この本は、いろんな人たちの悩みに美輪明宏さんが答える人生相談になっています。
読んでみて「う〜ん、私はそうは思わないなぁ」という回答もあり、「私もそう思う」という回答もありました。
その中でもよく出てくるのが、
- 結婚は「努力」「忍耐」「あきらめ」
- ねたみ、ひがみ、そねみ
- 感謝
です。
結婚は「努力」「忍耐」「あきらめ」
まず、結婚は「努力」「忍耐」「あきらめ」と美輪さんは言ってますが、私は結婚は「思いやり」「割り切り」「コミュニケーション」と言ったところでしょうか。
たしかに「忍耐」はある程度いると思います。
育ってきた環境や価値観や金銭感覚が違うふたりが一緒に住むんですから、うまくやっていこうとすれば、ある程度我慢しなくてはいけないでしょう。
自分のやりかたを押し通すだけでは相手のストレスになりますし、うまくいきませんよね。
そこで登場するのが、「コミュニケーション」です。
お互いに自分の価値観やしてほしいこと、やめてほしいことをちゃんと伝えて、話しあうのがいいと思います。
お互いの気持ちを言い合って、お互いを知り、じゃあどこまでなら譲歩できるのか、決めて行けばいいんじゃないでしょうか。
もちろんその過程で「努力」も要りますし、「忍耐」もいるし「あきらめ」もいるでしょう。
でも、結婚で一番大切なことは「思いやり」だと思います。
これを忘れては幸せな結婚生活は送れないと断言します。
病気になった時に支えてあげたり、つらい時に話を聞いてあげたり、お金がなくて苦しい時には一緒に節約してやりくりしたりして、共に乗り越えて行くようじゃないとダメですね。
自分が相手より有利になることばかり考えたり、自分のことしか考えなかったり、相手に求めてばっかりしたら、結婚生活はうまくいきません。
ケンカばっかりになりますよ。
まっ、時には「割り切る」ことも必要ですけどね。
「ねたみ」「ひがみ」「そねみ」
次に「ねたみ」「ひがみ」「そねみ」って怖い言葉が並びます。
人間関係にこの3つは切り離しては考えられないですよね。
なんもしてないのに、ねたまれたりすることがあります。
おお、怖い。
だから、人間関係って難しいし、悩みは尽きないんでしょうね。
「感謝」
最後に「感謝」です。
「当たり前」ってなんでしょうね。
やってくれて当たり前。
してくれて当たり前。
ご飯を食べれて当たり前。
家事をやってくれて当たり前。
そう思うと「感謝」の気持ちは湧いてこないですよね。
美輪さんは「感謝しない病気」と言ってます。
確かに病気かもしれないです。
「ありがとう」と感謝することが幸せになる方法なんですよね。
やってくれてありがとう。
してくれありがとう。
こう思うと嬉しくなりますよね。
その気持ちを忘れずにいたいです。
さいごに
この本を読んで、美輪さんの考え方を知りました。
ちょっと私とは考え方が違うなあと思いましたけど、こういう考え方もあるんだなと勉強になりました。
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