卒業式
雨が降る寒い2月最後の日、次女の高校の卒業式がありました。
午前10時開始。
音楽と拍手と共に卒業生が入場して来ました。
うつむきがちに入場する子、まっすぐ前を見て緊張気味に入場する子。
350名がそろいました。
国家斉唱、校歌斉唱の次は卒業証書授与へ。
卒業生全員の名前が呼ばれ、代表して2名が壇上で卒業証書を受け取ります。
その後、校長式辞がありました。
いつもならここで何言ってるかわからないので「早く終わらないかなぁ」と退屈するところですが、ここの校長先生のお話はわかりやすく、そんなに長くなかったのでよかったです。
在校生代表送辞があり、卒業生代表答辞へ。
3年間を振り返って淡々と述べていってたんですが、「卒業してもいつか会おうね。でもいつかはやってこない。もう2度会えなくなる。」みたいなことを言う時、声が震えだし、言葉を詰まらせました。
ここで私も、込み上げてきてうっかりもらい泣き。
でも、彼女は気丈にも最後まで役目を果たしました。
次は記念品目録贈呈だったんですがBGMで、ゆずの「栄光の架け橋」が流れてきて、なぜかまた涙。
さっきのもらい泣きで涙腺がゆるくなったみたい。
ああ、もうすぐ式が終わるのに泣いたのバレたら恥ずかしい。
やっとこさ、泣き止み、次は川嶋あいの「旅立ちの日に…」を卒業生が斉唱。
そして、閉式の辞、保護者代表謝辞が終わり、卒業生退場。
次々と退場する卒業生を見てなぜだか、また涙が溢れる私。
となりの人も頻繁に目頭をハンカチで抑えてました。
でも卒業生たちは緊張が解けたと言うか、やっと終わったと言うか、晴れ晴れした表情です。
式が終わり、教室に移動。
卒業生たちはみんなきゃっきゃして楽しそう。
しんみりムード、ゼロです。
担任の先生も笑顔で、「何を言っていいのかわからないけど、楽しくやっていってください」とひと言。
その後担任から生徒たちへ卒業証書を渡し、最後にクラスみんなと担任で写真をパチリ。
終始みんな笑顔でした。
解散した後、次女が私のところへやってきて、「まだ、おったん?もう帰っていいで」だってさ。
この年になったら当然親より友だちなのよね。
「あっ、そうなん。じゃあ帰るわ」と雨の中、ひとりで自転車をこいで帰りましたわ。
いやあ、今時の子たちはあっさりしてるね。
スマホがあっていつでもすぐ繋がれるから、お別れって感じじゃないのね。
卒業式もイベントとして楽しんじゃおうって感じでした。
最後に私から次女へ、音楽の卒業プレゼント。
それはレミオロメンの「3月9日」
新たな世界の入り口に立ち
気づいたことは
ひとりじゃないってこと
花咲くを待つ喜びを
わかちあえるのであれば
それは幸せ
レミオロメン - 3月9日(Music Video Short ver.)
卒業おめでとう!
4月からは大学生。
新生活が始まって不安になるかもしれないけど、応援してるよ。
ひとりじゃないからね!
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